2016.04.07更新

相続が発生すると、様々な手続きをしなければなりません。

 

また、各種手続きを行うためには、関連書類が必要となり、その提出が求められます。
相続税の申告書は、その書類をもとに作成され、ほとんどの書類を申告書に添付します。

 

そもそも、なぜ相続の手続きを行うにあたって様々な書類が必要なのでしょうか。
それは、次の事項を確認するためです。

誰が亡くなったことにより、相続が発生したのか。
その相続について関わりのある人は誰なのか。
故人の遺産のうち、誰に何を引き継ぐのか。

 

このことを踏まえると、相続手続きに必要となる書類は、大きく分けて次の2つがあります。

1. 相続に関わる人が誰であるかを確認する書類
2. 被相続人の遺産がどのようなもので、価値がいくらなのかを証明する書類

 

上記1に関しての必要書類は、次のようなものが該当します。

① 亡くなられたのは誰で、相続することができる人は誰なのかを確認する書類
   例:死亡診断書、戸籍謄本、法定相続人の本人確認書類(免許証など)
② 遺産は誰に引き継がれるかを確認する書類
 例:遺言書、資産分割協議書
③ 遺産を引き継ぐための手続きの際に確認する書類
 例:住民票、印鑑証明、預金通帳、年金手帳、保険証書、退職金支払調書

 

次に、上記2に関して必要な書類を例示いたします。

① 所有不動産について証明する書類
   例:固定資産税評価証明書、登記事項証明書、実測図、賃貸借契約書
② 有価証券について証明する書類
   例:証券、株券、配当金支払通知書、非上場会社の法人税申告書等
③ 債務・葬式費用について証明する書類
   例:納付書、納税通知書、請求書、領収書
④ その他の財産
   例:預貯金等残高証明書、所得税青色申告決算書、贈与税申告書

 

上述したのは、代表的な書類の一例です。
各種書類の具体的な説明は、今後、後述していきたいと思います。
このように、相続発生から申告に至るまで、様々な手続きを行わなければいけません。

 

大阪相続税サポートセンターでは、各種手続きを代行するサービスがございますので、お気軽にお申し付けくださいませ。


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投稿者: 中田聡公認会計士事務所

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